head_img

悟りへは陰と陽の道があります

歴史的に見ると、男性の体験に基づいた霊的成長に関する見解を、 何の疑問もなしに世界は支持してきました。 でも、女性はこのプロセスを異なった形で体験しています。

簡単に説明すると、男性の脳には左右の脳をつなぐ神経線維が少ないために、 彼らは世界をあれかこれかと分離して見がちであり、 そのために分析や分類する能力に長けています。 そして右脳的直観を使うためには、意識的に右脳を活性化させなければなりません。 したがって、男性は神性を分離によって理解します。 彼らの道はその世界へ入ることであって、その世界になることではありません。 男性の悟りへの道は、肉体的誘惑を禁じ、瞑想や勉強をし、儀式を行い、 師に服従し、僧院にこもるといった形になります。 たとえば禅では、この世界のすべてのことを中立的に扱い、 「何ものも特別ではなく、すべては特別である」とされます。 天国が浄土はこの世の向こう側にある目的地なのです。

一方、女性は左右の脳を多くの神経線維がつないでいて、 両方の脳で同時に感じることができます。 そこで、他者や世界-思考、感情、霊も含めて-から自分を分離するのが困難です。 女性は人間関係、会話、慈しみ、共感、感じる、直観などを大切にします。 女性の悟りへの道が世界に入り込んでゆく、 すべての人間的なものへと降りてゆく道であるのもうなずけます。 女性は世界を自分の体の一部として知ります。 自分が世界の一部となるのです。 他の人の苦しみを感じやすく、人生とは慈しみ、世話をすることです。 女性にとって悟りとは目的地ではなく、自分たちが昔、いた場所なのです。

直観の時代には、人類は全体として、ついにその特有の認識力を 十分に開花させます。人間として、私たちは特別な可能性を持っています。 意識的に感じる力と自由意志を与えられているからです。 その感じる力を発展させれば、感情を共感と慈愛の悟り感覚まで高め、 大いなる源と一つになる感覚を味わうことができるのです。 感情も感覚も体と関係しているために、 見えない世界の認識も、もっとリアルで個人的なものにすることができます。 つまり、自分自身を小さなホログラム、または小宇宙として意識的に体験することによって、 自己実現という革命的な進化を感性することができるのです。

何かを感じるとき、あなたはそれと関係し、それを含み、世界のすべてのものと統合します。 食物を食べるのと似ていますね。その体験を消化するとき、あなたはその中にある 聖なる価値を受け取ります。光と闇を共に受け入れるとき、新たな部分があなたに広がり、 あなたのダイヤモンドの光の一部になります。 知識はあなたのものとなり、複雑なものは単純になり、不協和音は調和し、 あなたはあらゆる生命体と一つとなる体験をします。 異なった世界観は一つになり、より大きな真理を作り出します。 最終的には、すべてと溶け合って、自分自身を定義することすら放棄します。 神はあなたは一つになります。人間らしさを持ったままであなたは神聖な存在なのです。

悟りへの陽の道や陰の道の他に、すべての人々に同じようにうまくゆく道が一つあります。 それはハートの道です。脳やホルモンが異なっていても、私たちのハートは同じように働いています。 心を開き、心で生きるということは、あなたが魂の波動にすることです。 ハートは感情を通してあなたに世界を教え、明確で賢い洞察をもたらします。 ハートはワンネスへの入り口なのです。

人生を変える波動の法則 P288-290 より引用


 

お問い合わせはコチラへ!

icon メールフォーム

inny55starlight@gmail.com よりメールを返信します。

必ずGメールの受信許可をお願いします。

お気軽にお問合せくださいね☆


ページトップに戻る


inserted by FC2 system